旅をするということ

最近、若い人が旅行に行かなくなったと聞く。

財政的な問題もあろうが、「旅をする」事での、ある「期待感」が薄れているような気もする。

それは費用対効果とも言えるものかもしれないが、「これだけお金をかけたんだから、これくらい楽しいことがあってほしい」と思いながら旅に出てみると、実際は期待通りではなかった・・・・・ということか。

国内旅行に限れば、コンビニで手に入る「じゃらん」を見たり、ネットで予約サイトを見て宿探しをする人が当たり前となって、今や旅行代理店の窓口まで行って宿探しをする人は本当に少なくなった。

それは、情報革命と言えるインターネットの普及が背景にあるが、それは、”薄っぺらな”情報を、大量に、短時間で、手軽に手に入れることができるという事でもある。

その”薄っぺらな”情報で、宿を選び、実際に行ってみれば、自分に合う宿ではなかった・・・ということは多々ある。

場合によっては、宿泊料金だけで選ぶ場合もあるだろう。

そして”失敗”をし、「旅行をする」という事の価値感を見出せず、結果的に旅に出なくなるという悪循環があるような気がしてならない。

しかし、安い宿=悪い宿・・・では決してない。

「自分が求めている宿」に巡りあえれば、それは「いい宿」になる。料金だけではないのだ。

温泉には効能があるように、「旅」にも「転地効果」というものがある。

日常過ごしている環境から、まったく知らない土地に出向く事により、その地の空気を吸い、その地の料理を食し、その地で休む。それだけで、リフレッシュできるはず。

映画でも、テレビドラマでも、日常と違うものが見られるから楽しい。

しかし、それはしょせんバーチャルの世界。

やはり自ら行動し、リアルの世界に動いて欲しい。そうすれば新しい何かのきっかけや出会いが待っているかもしれない。

そういえば、映画やドラマは、そんなきっかけや出会いのオンパレードですよね。

「貸切温泉どっとこむ」って?

貸切温泉どっとこむ」は、2000年頃に私の個人サイトとして誕生したのが始まり。

その頃はブログなど無く、気に入った温泉宿に泊まるたびに日記代わりに更新していたサイトでした。

広告代理店を経営するかたわら、暇を見つけては仕事を持ち込みながら全国の宿を旅していたのが、そもそもの始まりでした。趣味が温泉旅行なんですね。

当時の温泉宿と言えば、公式HPを作り始めたはいいけれど、なかなかアクセスが増えない、デザインもパンフレットからの流用みたいなものが多かったようです。

一番肝心な、その宿のコンセプトや雰囲気が伝わってこないことも、不満に思っていました。

そこで、あくまでも公平な第三者目線で、温泉宿をレポートできないかと思い、現在の「貸切温泉どっとこむ」のレイアウトに反映させています。

画像もできる限り多く載せて、温泉情報はもちろん、施設、客室、そして料理も詳しく解説を入れようと、欲張っていったら、現在のレイアウトになってしまいました。

予約サイトや情報誌にあるような、料金や宿泊プランなどだけで宿を決めるのではなく、自分に合った温泉宿に行ってもらうためにも、「貸切温泉どっとこむ」が役立てればと願っています。

サイトのタイトルは「貸切温泉どっとこむ」。貸切風呂や、露天風呂付き客室がある天然温泉を使っている全国の宿をレポートしているサイトです。

団体旅行ではなく、ご夫婦やお友達同士で行くような個人旅行に向いている宿を中心に掲載しています。

旅行代理店が運営している予約サイトではありません。あくまでも公式HPにつながっているリンクサイトです。

レポートをご覧になっていただき、その宿に興味を持たれたら、是非、その宿の公式HPまで訪問してください。

貸切温泉どっとこむ
貸切温泉どっとこむ:http://www.kashikiri-onsen.com/

「いい温泉旅館を紹介して!」

仕事柄、「どこかいい温泉旅館を紹介して」とかよく質問されます。

でも、この質問ってすぐに答えられません。

いい温泉宿が「たくさんあるから」でもなく、「少ないから」でもありません。

要は、「誰と行くか」もしくは「目的は何か」によって「いい温泉旅館」は違ってくるということなのです。

まず「誰と行くか」ということですが、友人同士で行くのか、家族で行くのか、夫婦で行くのか、恋人同士で行くのか、または親孝行で親を連れて行くのか、そして場合によっては不倫カップルもいるでしょう。

それによって、フィットする宿は絶対に違ってきます。

友人同士なら、露天風呂付き客室の宿は要らないし、足腰の弱っている親を連れて行くならバリアフリーが第一優先になるだろうし・・・。不倫カップルならプライバシーが守れて艶っぽい宿がいいだろうし・・・。

「目的は何か」にも宿選びの重要なポイントです。

若いカップルなら雰囲気重視で今風のデザインがされている宿がいいだろうし、アトピーのお子様がいる家族旅行なら源泉100%かけ流しの宿がいいに決まっている。

でも、これってなかなか見つけられない事でもあるんですよね。メジャーな予約サイトを見ても、宿泊プランや画像もいくつかあるけど、なかなか自分にあっているかどうかよく分からないことが多いのが現実。宿の公式HPを見てもよく分からない・・・。

だからこそ「貸切温泉どっとこむ」の記事は、そのフォローをするべく、宿泊取材をして詳細にレポートしています。

最近では、宿のオーナーや女将さんのインタビュー必須で取材をしております。宿によっては経営者のプロフィールも書いています。

それは、お客とお宿をマッチングさせたいため。

自分自身にとっての「いい温泉旅館」に行って欲しいため。

宿によっては情報が(文字数が)多すぎるとのご指摘も受けますが、こんなサイトがあってもいいんじゃないかと思い、日夜、取材活動と記事編集に頑張っております。

少しでも皆さんの温泉旅行の手助けになれれば・・・と祈っております。腰痛と戦いながら・・・。